頭痛・肩こりとトリガーポイント治療・自律神経の関係
- そえる鍼灸整体院
- 9月9日
- 読了時間: 2分

「肩こりがつらいと頭痛まで出てくる…」「頭が重いと、気分まで落ちてしまう…」
こうした症状の背景には、筋肉のトリガーポイントと自律神経の乱れが関係していることがあります。今回は、頭痛・肩こりの原因と、当院で行う治療についてご紹介します。
トリガーポイントとは?
トリガーポイントは、筋肉にできる“硬くこわばったしこり”のことです。特徴は 離れた場所に痛みを飛ばす こと。
例えば首の筋肉にトリガーポイントがあると、実際には頭の方に「頭痛」として症状が出ることがあります。
頭痛・肩こりに関わる代表的な筋肉
後頭下筋群:頭の付け根にあり、目の奥の痛みや後頭部の頭痛に関与
僧帽筋:肩から首にかけて広がり、肩こりの代表格
肩甲挙筋:首の横から肩甲骨にかけて、重だるさを出す
頭半棘筋:首の後ろの張りや後頭部の違和感に関与
胸鎖乳突筋:耳の後ろから鎖骨にかけて、こめかみや目の奥の痛みにつながる
自律神経との関係
筋肉の緊張が強くなると、交感神経(緊張モード)が優位になり、
頭痛が出やすくなる
肩こりがなかなか取れない
疲れてもリラックスできない
といった状態が続きます。
逆にトリガーポイントを治療して筋肉の緊張を和らげると、副交感神経(リラックスモード)が働きやすくなり、体全体が休まる方向へ整っていきます。
つまり、筋肉の治療は自律神経の調整にもつながるということです。
治療の流れ
評価:どの筋肉にトリガーポイントがあるか触診・検査
手技・整体:手技・整体で全体を緩めるまずは浅い筋肉を中心に全身をほぐし、血流を整えます。
鍼治療:頭痛や肩こりに関わる深い筋肉のトリガーポイントをピンポイントで刺激。筋肉の緊張が緩むとともに、副交感神経が働きやすくなり「呼吸が深くなる」「体がポカポカする」といった変化を感じる方も多いです。
セルフケア:自宅でできるストレッチや姿勢の工夫をお伝え
通院の目安
頭痛や肩こりの改善には、まず1週間〜10日に1回の施術をおすすめしています。症状が落ち着いたら2〜3週間に1回と間隔をあけ、最終的にはメンテナンスへと移行していきます。
まとめ
頭痛や肩こりの原因は「筋肉のトリガーポイント」と「自律神経の乱れ」が深く関わっています。
当院では両方にアプローチすることで、
痛みの改善
自律神経の安定
再発しにくい体作り
をサポートしています。
「頭痛薬に頼らず過ごしたい」「肩こりが慢性化してつらい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。



